こめおさんが手掛ける浅草の蟹ラーメン店「かにを」の現在の様子が注目されています。
Xでは客がほとんど見当たらない店内画像が取り上げられ、オープン当初との違いを指摘する声も出ています。
麻布十番納涼まつりで起きた食中毒問題が、客足にも影響しているのでしょうか。
こめおの「かにを」の現状がヤバい?
「かにを」は2026年5月に東京・浅草にオープンした蟹ラーメン専門店です。
オープン直後は大きな注目を集め、週末には長い行列ができることもありました。
実際にオープン直後に訪れた人からは、午後3時前の時間帯でも約30人が並び、ラーメンが提供されるまで約125分かかったという記録も残っています。
ところが、2026年9月に入り、Xでは当時とはかなり雰囲気が違うように見える店舗の様子が話題になっています。
特に注目されたのが、Xアカウント「あおいみゆ」が9月22日に取り上げた「かにを」の店内画像です。
投稿では「平日の19時~20時とされる画像」としたうえで、店内にほとんど客が見当たらない様子について疑問を投げかけていました。
さらに返信欄でも、夕食時間帯としては客が少なく見えることを指摘する声が出ています。
もちろん、写真はある一時点を切り取ったものです。
撮影された正確な日時や、その日の来客数、店舗の売上などが公表されているわけではないため、画像だけで「客が来なくなった」と断定することはできません。
ただ、オープン直後には長時間待ちの行列ができていたことを考えると、現在の様子に驚く人がいるのも無理はなさそうです。
「客がいない」と話題になった店内画像とは
最近の「かにを」をめぐっては、店舗の様子だけでなく利用者のレビューも注目されています。
あおいみゆのXアカウントでは、9月22日に「かにを」のレビューを取り上げた投稿に続き、客が少なく見える店内画像についても投稿しています。
その中では、平日の19時から20時ごろとされる画像について、店内がかなり空いているように見えることが指摘されていました。
別の反応でも「ゴールデンタイムで客がいないように見える」といった趣旨の声が上がっています。
また、8月に実際に「かにを」を訪れた人の口コミでも、予約時間より早く到着したものの、後から来た客が並ばずに入店していたため、自身も予定より早く入店できたという記録があります。
開店直後には2時間近く待ったという来店者もいたことから、少なくとも「以前ほど行列を見かけなくなった」と感じる人が出ているようです。
ただし、曜日や時間帯によって客数は大きく変わります。
Xに掲載された画像についても、店の営業全体を示すものではない点には注意が必要でしょう。
麻布十番祭りの食中毒が影響した?
「かにを」の客足をめぐる話と切り離せないのが、2026年8月に起きた麻布十番納涼まつりでの食中毒問題です。
8月22日と23日に開催された麻布十番納涼まつりでは、「割烹こめを」が冷やし蟹ラーメンを販売しました。
その後、ラーメンを食べた人から下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えるケースが相次ぎます。
港区は調査の結果、イベントで販売された冷やし蟹ラーメンを原因とするサルモネラ属菌による食中毒と断定しました。
9月3日の公表時点では78人が患者として確認され、原因施設には9月3日から9日まで7日間の営業停止命令が出されています。
その後の説明では、体調不良を訴える相談が約250人から寄せられ、食中毒患者として認定された人数は123人に増えたとされています。
さらに、店側が日々の衛生管理の記録を行っていなかったことなども明らかになり、SNSでは厳しい声が相次ぎました。
食中毒を起こしたのは浅草の「かにを」ではない
一方で、今回の問題では店舗を混同しないことも重要です。
食中毒の原因と認定されたのは、麻布十番納涼まつりで「割烹こめを」が調理・販売した「冷やし蟹ラーメン」です。
浅草の「かにを」で通常提供されているラーメンを食べた客から食中毒が発生したと行政が認定したものではありません。
こめおさん自身も、祭りで提供した商品について、浅草店の通常商品とは「商品内容・調理内容・提供形態が異なる」と説明しています。
また、浅草の「かにを」については、保健所から営業自粛の必要はないとの回答を受けたとも説明しており、食中毒問題が発覚した後も営業を続けてきました。
そのため、「かにをで食中毒が発生した」という表現は正確ではありません。
ただ、どちらもこめおさんが関わる飲食店であり、「蟹ラーメン」という共通点もあるため、消費者側のイメージとして完全に切り離すのは難しかった可能性があります。
イベント出店中止など「かにを」にも影響
実際、「かにを」には麻布十番祭りの問題を受けた具体的な影響も出ています。
食中毒問題が明らかになった後、出店を予定していたイベントから相次いで出店取りやめが発表されました。
- 東京カレー万博2026への出店取りやめ
- 大つけ麺博 presents ラー1グランプリへの出店取りやめ
いずれも麻布十番祭りでの食中毒事案を受けて判断されたものです。
浅草の店舗そのものが行政処分を受けたわけではないものの、ブランド全体への影響が広がったことは分かります。
こめおさんはその後、「割烹こめを」と「かにを」のスタッフとともに衛生講習を受けたことを公表。
店舗の消毒や衛生状態の再検査などを行い、衛生管理を見直したことも明らかにしています。
客足が減った原因は食中毒だけなのか
現在の「かにを」の様子を見ると、麻布十番祭りの問題だけが原因なのかも気になるところです。
時系列を見ると、8月の時点ですでに「並ばずに入れた」という来店者の口コミがあります。
そのため、5月のオープン直後に起きた大行列が落ち着いていたところに、8月末から食中毒問題が重なった可能性も考えられます。
飲食店ではオープン直後に話題性から客が集中し、数か月後に落ち着くこと自体は珍しくありません。
一方で今回は、食中毒問題だけでなく衛生管理をめぐる話題やイベント出店中止なども重なっています。
Xで店内の様子が注目されていることを考えても、「麻布十番祭りの問題が客足にまったく影響していない」と判断することも難しいでしょう。
ただし、「食中毒が原因で売上が激減した」と分かるような売上データは現時点で公表されていません。
現在ネット上で確認できるのは、以前より客が少なく見える店内画像や来店者の口コミ、SNS上の反応までとなっています。
まとめ
今回は、こめおさんが手掛ける浅草の「かにを」の現状や、客がいないと話題になった店内画像、麻布十番祭りで起きた食中毒問題の影響についてまとめました。
2026年5月のオープン直後には長い行列ができていた「かにを」ですが、9月22日には平日の夜とされる時間帯に客がほとんど見当たらない店内画像がXで話題になっています。
ただし、画像はあくまで一時点の様子であり、現在の来客数や売上が大幅に減少したと断定できる資料はありません。
また、麻布十番納涼まつりの食中毒の原因となったのは「割烹こめを」がイベントで販売した冷やし蟹ラーメンであり、浅草の「かにを」そのものが食中毒の原因施設と認定されたわけではありません。
一方でイベント出店の取りやめなど「かにを」にも具体的な余波が出ており、騒動が店のイメージに影響している可能性はありそうです。
オープン当初の大行列から数か月で状況が大きく変わって見えるだけに、今後「かにを」の客足がどのように推移するのかも注目されそうです。
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